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2006年11月 1日(水)




Halloween



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昨日は、年に一度の子供達のお楽しみ、Halloweenの日。

もちろん、当旅館の従業員達も思い思いの格好に扮装し、「Trick-or-treat!」 「trick-or-treat!」(「ちゃんとくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!」という ような意味合い。)と口にしながら、近くの家々を訪ねて歩きました。

辺りを一周して、帰って来た従業員達の袋の中には、 キャンディーやチョコレート菓子がいっぱい!
この夜、玄関先を手作りのjack-o'-lantern(顔の形に繰り抜かれた カボチャのランタン)や人形等で飾りつけた家庭では、沢山のお菓子を 用意して、子供達が訪れるのを待っているのです。


このように、楽しいイベントとして定着している「Halloween」ですが、 元々は、11月1日の「All Hallows'Day(All Saints'Day)」(諸聖人の日)の前夜、 「All Hallows'Eve」との呼ばれておりました。
それに、翌日の「All Souls Day」(万霊節・・・全ての死者を思い起こすため日) とも重なったため、お化けや幽霊等のこの世の者ではない者達の事も、 共になぞらえて考えられるようになったそうです。

他にも、古代ケルト人の祭「Samhain」を起源にする話など多々の説があるのですが、 それぞれに賛否両論があるようです。(古代ケルト人は10月31日と11月1日で、 1年の明と暗、季節を分けて考えていた。そして、これから来たる冬に死のイメージ を重ね合わせ、その日に普段は足を運ばない墓場に出向いた。)


ここまで、何やら堅苦しい事を書いてまいりましたが、簡単に言ってしまえば、 日本の「お盆」のような物なのですね、「Halloween」は。
亡くなった方々を迎えるために家を飾り、浴衣を着た子供らが揃って盆踊り。 踊りが終われば、みんなお菓子をもらって大喜び・・・。
ちょっと違いますか!?

ともかく、「Halloween」の雰囲気やお祭を、ただ楽しむだけではなく、 違う角度からも眺めてみて下さい。 そうすればきっと、何かしら興味深い、新しい発見があるかもしれませんよ。


写真左より
・カボチャのランタン。ろうそくの炎が、とても美しい。

・家々を周る当旅館の従業員達。 どの家も、それぞれ、趣向を凝らしてデコレーションしてある。

・あるお宅の玄関先にて。「ここはお化け屋敷!?」と見紛うくらいの凝りよう。 お菓子の入った壷からは、ドライアイスの煙が立ち昇る。



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