大女将の帰国後、また、いつものように静けさの戻った菅家旅館 ボストン本店。 持て余した時間を何とか過ごすために、今日はリンゴジャムを作ってみました。 材料はもちろん、先日「Honey-Pot Hill Orchards」で収穫したリンゴと蜂蜜。 できあがったジャムを瓶詰めし、「Sugaya's」のタグをつければ、 菅家旅館オリジナル製品「APPLE JAM」の完成です。 パンやヨーグルトによく合うように甘みは多少強めに、けれどもリンゴの酸味と 蜂蜜のまろやかさが調和して、すっきりとした飽きの来ないお味に仕上がりました。 当旅館では朝食時にお出しする他、紅茶の風味付けや そのままお湯に溶かした「ホット・アップルドリンク」としても利用。 アイデア次第で、いろいろな楽しみ方が広がります。 ここではご家庭で作っていただけるよう、簡単なレシピを載せておきます。 材料: リンゴ1kg(皮と芯をとって、いちょう切りにした物)、 グラニュー糖250g、蜂蜜大匙6杯、レモン汁1個分、ブランデー大匙1杯 *砂糖と蜂蜜、レモン汁の分量は、好みやリンゴの種類によって変える と良い。 *カットしたリンゴは、色が変わらないように塩水に漬けておく。 作り方: ・厚手の鍋にリンゴを入れ、強火にかける。 ・水分が出てしんなりした所へ、グラニュー糖を入れる。 ・グラニュー糖が溶けたら、続いて蜂蜜、レモン汁を加える。 ・焦げないように木杓子で混ぜながら、適当な柔らかさになるまで煮る。 ・火を止め、仕上げにブランデーを加える。(お好みで。) 保存方法:長期保存 ・よく煮沸して乾かしたビンに、熱いままのジャムを入れ、軽くふたを閉める。 (強く閉めすぎると、蒸す段階で破裂の恐れあり。) ・そのまま、15分間程蒸す。(脱気のため。) ・すぐにふたを強く閉め、自然に冷ます。 *上手く脱気できていれば、長期の常温保存も可能だが、 早めに食べきる方がおいしい。開封後は冷蔵庫へ。 *タッパ等の容器保存は、冷蔵庫で2〜3週間。 菅家旅館には菅家旅館の味があるように、皆様には皆様の家庭の味があるはず。 このレシピを元に、各家庭オリジナルな味を作られてみてはいかがですか? |